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つな八の「旬」

天ぷら新宿つな八 の食に彩りを添える四季折々の食材をご紹介します。
ピーマン

piment ピーマンは元々唐辛子を意味するフランス語のピマン(piment)に由来し、
その語源は、ラテン語で顔料、塗料を意味する pigmentum だと言われています。
唐辛子のうち、しし群とベル群という二つの品種が通常ピーマンと
呼ばれています。いずれも未熟な緑色の果実が出荷されます。ベル群の内、
肉厚の大果種がパプリカ、又はジャンボピーマンと呼ばれます。パプリカには
完熟果として赤、オレンジ、黄、茶が、未熟果として白、黒、緑、紫があります。
完熟果は甘みが強くピーマン特有の苦みが少ない。黒と紫は表面だけの色で、
果肉の断面は緑です。スパイスとして使われるパプリカは、ハンガリアン
ペッパーと呼ばれる甘味唐辛子を乾燥粉末にしたものです。種と白い葉脈を
除きます。皮をむく時は直火で焦げるまで焼き、濡れ布巾やペティナイフで
むくと良いでしょう。

あなご

あなご 全長約1m。腹びれを持たないこと、側線孔が白色に縁取られ白色の点列を呈して
いることが特長。この点列が棒秤の目盛りのように見えることなどから
「はかりめ」の別名があります。瀬戸内海や東京湾に多いですが有明海のものも
名産とされています。旬は7月から8月。夜行性で夜釣りで良く釣られ、東京湾
では好対象種になっています。
血液中に弱いたんぱく毒を持ち生食には注意が必要。加熱すれば問題ありません。
天ぷらやすし種、白焼きのほか、関西では棒寿司や八幡巻にされ食されます。
東京湾のまあなごは江戸前の代表格で主に天ぷらにされ、めそっこと呼ばれる
50gから60gのものが好まれます。あなごなどの幼生レプトセファルスは
「のれそれ」として珍重され高知県で有名であり、近年では東京の居酒屋でも
見ることができます。ポン酢や生姜醤油で食すのがおすすめです。

トマト

トマト 英名のトマトは、さかのぼると「ふくらんだ果実」を意味するメキシコ土語に
由来するといいます。品種は果皮の色によって桃色系、赤色系に大別されます。
日本では中果以上の生食用の品種は、ほとんど桃色系で占められます。
桃色系は酸味やトマト臭が少なく生食に向いています。加工用としての需要が
大きい欧米では、酸味と甘みの強い赤色系のトマトが主流です。
皮をむく場合は「湯向き」といってトマトを熱湯に数秒入れ冷水に取ると
きれいにむけます。生でサラダやジュースにするほかスープやシチューなどの
煮込み料理やオムレツ、炒め物など幅広い料理法があります。
鮮度の良いものは1週間程度日もちします。
塾度の進んだものは冷蔵庫に入れて2、3日。完熟したトマトは丸ごと冷凍すると
水で洗うだけで皮がむけるので安いとき多めに冷凍しておくと重宝します。

はも

hamo 全長は80cmくらいですが最大で2.2mにもなります。
夜行性で夜行性で日中は海底のう岩穴などに潜んでいます。
鋭い歯で甲殻類、たこ、いかなどを食べます。産卵期は4月から7月で東シナ海の
中国側の沿岸近くで産卵します。うなぎや穴子にくらべてあごが大きく細長く
歯は非常に発達していて、名前も「食む」に由来するとも言われています。

小骨が多いため関東ではあまり食べる習慣がありませんが、関西では骨切り
という技法によりその問題点を克服し、かかせない食材となっています。
この骨切りは、一寸の間に24回包丁を入れることが理想とされていて、
その際皮は切らないのでじゃばら状になります。旬は夏。
湯引きした「ぼたんはも」きゅうりと合わせた「はもきゅう」などが有名です。

参考資料: 野間佐和子 (2004)『旬の食材シリーズ』 講談社